UEGAHARA  Animal  Hospital
(皮膚・消化器・呼吸器・循環器・泌尿生殖器・脳神経・内分泌・腫瘍疾患など)
(避妊手術・去勢手術・歯科・消化器・泌尿器・整形・腫瘍疾患など)
再診の方のみ電話での順番予約を受け付けおります。
但し、順番が来ても来院されなかった場合、院内で待たれている患者様を優先して診療させていただきますので、予めご了承ください。
順番が過ぎた場合は当院からお電話致します。ご連絡がつかない場合や順番が過ぎてから1時間以上経過した場合は、順番予約をキャンセルさせて頂く場合がありますのでご注意ください。
急患の場合は最優先とさせていただきますので、順番の前後はご了承ください。
時間内に診療困難と判断された方のみ時間外での予約診療を受け付けます。
※別途時間外手数料がかかります。
当院では時間外診察を可能な限り対応いたします。
別途時間外手数料がかかります。
時間外手数料は時間帯によって変動いたします。
詳しくは電話にてご確認ください。
深夜・早朝時間外診察(24:00~7:00)の患者様は来院を前提にお電話をおかけください。
電話相談のみはご遠慮ください。
電話相談のみで来院されなかった場合、時間外の着信を今後拒否させていただきます。
時間外手数料として別途8000円(税別)が発生しますことをご了承ください。
折り返しの電話は非通知で掛けますので、設定の解除をしておいてください。
深夜早朝は寝ておりますので、必ずしも対応できるわけではありませんのでご了承ください。
緊急手術など対応できない場合もございます。その場合は下記病院にご連絡ください。
◎北摂夜間救急病院
所在地:大阪府箕面市船場東2-3-55 動物救急医療センタービル
電話番号:072-730-2199 (診療受付時間;PM8:00~AM6:00)
◎大阪どうぶつ夜間急病センター
所在地:〒537-0025 大阪市東成区中道3丁目8-11
電話番号:06-4259-1212(診療受付時間;PM9:00~AM4:30)
クレジットカードとデビットカードを処理できます。
分割払いやリボ払いには対応しておりませんのでご了承ください。
当院は(アニコム損保) 
どうぶつ健保対応医療機関です。
当院はアイペットペット保険
対応動物病院です。
アイペットペット保険対応動物病院
超音波検査
患者様のストレスを軽減するために、当院では基本的に毛刈りをせず、立位のままで診察させていただきます。血液検査ではわからない病気の発見に非常に役立ちます。特に心臓病に対しては非常に優れた装置で、治療に対する効果なども評価できますので、適切な投薬を可能にしてくれます。
 
※毛刈りや仰臥位による検査を飼い主様と相談させていただく可能性がありますのでご了承ください。
細胞診断検査
飼い主様が気づきやすい体表の出来物(腫瘤)の検査方法の一つです。
細胞診断検査は検体採取が比較的容易、全身麻酔を必要としないので患者様負担が少ない、特徴所見がある場合は組織診断に匹敵する確定診断を得ることができるなどの利点があります。ただし検体によっては偽陽性(本当は癌ではないのに癌と診断)や偽陰性(本当は癌なのに癌ではない)と診断される事があり、細胞診断検査だけでは不十分な時もあり得ます。よって細胞診断検査は生検検査と違い100%確実というものではない事を知っておく必要があります。
 
しかし、体表に出来た腫瘤を何もせずに経過観察するのか、何でも全身麻酔下で切除して確定診断するという選択だけではないと考えております。
細胞診断によって、経過観察、抗生剤や消炎剤による内服で経過観察、全身麻酔の負担はあるが早めに切除したほうが良いといった診断ができますので、飼い主様に適格な診療方針をたてる事が出来ます。
 
また、せっかく得られた細胞も正しく判定できる人が診ないと正しい判定には至りません。院長は病理学教室(組織診断や細胞診断をする研究室)出身で経験もありますので、気になる方は是非ご相談ください。
ワクチン接種
ワクチンはコアワクチンとノンコアワクチンに大別されます。
コアワクチン
すべての犬や猫に接種するように勧められているワクチンのこと。
以下のような点に基づいて判断されています。
1. 感染の結果、非常に重篤な症状になる(例:ジステンパー、猫汎白血球減少症など)
2. 人および動物も罹患する人畜共通感染症で、人の健康を害する潜在的な危険性があるもの(例:狂犬病など)
3. その感染症が広く流行していて、容易に伝播する結果、多くの動物に被害が拡がる危険があるもの
(例:猫ヘルペスウイルス、猫カリシウイルスなど)
ノンコアワクチン
その感染症に対する危険性が予想される場合や、動物の生活環境で感染性因子に暴露される危険性が想定される場合に推奨されます。(例:レプトスピラ、猫白血病ウイルス、猫エイズウイルスなど)
仔犬 成犬
混合コアワクチン
1回目
生後8~9週齢
1年後に追加接種し、以降は要相談
※16週齢以降で初回接種した場合、1年後に追加接種
2回目
生後11~13週齢
3回目
生後14~16週齢
混合ノンコアワクチン
1回目
生後12~16週齢
6~9ヶ月毎にリスクが減るまで追加接種
2回目 
生後15~20週齢
狂犬病ワクチン
生後91日齢以降に接種し、役所への登録が法律で義務付けられています。 登録後は年1回注射時期に通知状が届きます。
仔猫 成猫
混合コアワクチン
1回目
生後8~9週齢
1年後に追加接種し、以降は要相談
※16週齢以降で初回接種した場合、3~4週間隔で2回接種、1年後に追加接種し、以降は要相談
2回目
生後11~13週齢
3回目
生後16週齢以降
猫白血病ワクチン
1回目
生後8週齢
1年後に追加接種し、以降は要相談
※16週齢以降で初回接種した場合、3~4週間隔で2回接種、1年後に追加接種し、以降は要相談
2回目
生後11~12週齢
免疫不全ワクチン
1回目 
生後8週齢
以降は1年毎に追加接種
※16週齢以降で初回接種した場合、2~3週間隔で3回接種、以降は1年毎に追加接種
2回目 
生後10~11週齢
3回目 
生後13~15週齢
現在日本国内で認可されているワクチンは、成犬・成猫では1年に1回接種のタイプしかありません。当院では飼主様と相談し、ワクチン接種のリスク(ペットの負担)を考慮し、1年毎の抗体価検査の実施も提案させていただきます。抗体価を見た上で客観的に今ワクチンを接種する必要があるかどうかを判断し、接種時期を飼主様と相談させていただきます。
 
ワクチンは接種する事により感染症から防御し、安全性を高めてくれる反面、接種自体が危険な場合があります。地域性・体質などすべてを勘案して、より安全性の高いワクチン接種プロトコールを個々に提案していきます。
ペットドック
ワンちゃんやネコちゃんの1年間は人間の4歳~7歳に相当し、人間と同様、中年期(猫・小型犬・中型犬で6年、大型犬で5年)からは栄養の代謝が低下してくると共に、心臓病・腎臓病・呼吸器疾患、腫瘍などの疾患にもかかりやすくなってきます。
ワンちゃんネコちゃんの年齢早見表
小・中型犬 大型犬
1年 17歳 1年 17歳 1年 12歳
2年 23歳 2年 23歳 2年 19歳
4年 32歳 4年 32歳 4年 33歳
6年 40歳 6年 40歳 6年 48歳
8年 48歳 8年 48歳 7年 54歳
10年 56歳 10年 56歳 8年 60歳
12年 64歳 12年 64歳 9年 68歳
14年 72歳 14年 72歳 10年 76歳
16年 80歳 16年 80歳 11年 81歳
18年 88歳 18年 88歳 12年 86歳
20年 96歳 20年 96歳 13年 92歳
※獣医師広報板(平成21年版)参照
人と違い我慢強い動物は病気を隠します。気付いた時には病気が進行していて、手遅れになってしまう事も少なくありません。
若齢期には健康管理をするために1年に1回のペットドック、5~6歳以上の中年期では1年に2回のペットドックをお勧めします。
 
病気の早期発見・早期治療が大切です。ペットドックの時期や年齢、飼主様のご要望に応じて、ご利用しやすいペットドックをパック料金でご用意しております。
ペットドック
簡易検査パック A
基本検査パック B
心臓検査パック C
総合検査パック D
共通検査
一般身体検査/ 尿検査
便検査/全血球計算
パック A B C D
事前予約
共通検査
血液性化学検査(6項目)
血液生化学検査(12項目)
レントゲン検査(胸・腹部)
超音波検査(腹部)
超音波検査(胸部)
心電図検査
ホルモン検査(T4,fT4)
料金は、電話にてご確認下さい。
血液生化学検査6項目 
(GPT、ALP、TP、BUN、GLU、NH3)
血液生化学検査12項目 
(GPT、GOT、ALP、Chol、TP、ALB、BUN、CRE、GLU、NH3、Ca、電解質)
追加検査には別途費用がかかります。
十分にインフォームドコンセントを行い、必要により専門性の高い病院と連携して治療に当たらせていただきます。
フィラリア予防
フィラリア症とは、感染幼虫に寄生された蚊が犬を吸血するとき、その刺口から犬の体内にミクロフィラリアが入り込み、成長した虫が心臓肺の動脈に住みついた結果、さまざまな形で犬の体調を悪化させる病気です。
犬の種類、年齢、体重やそのときの体調にかかわらず感染するリスクのある病気です。

なぜフィラリア予防しなくてもよい期間があるのですか?
ミクロフィラリアは、蚊の体内で2回脱皮すると、イヌへの感染能力を持った幼虫(感染幼虫といいます)になりますが、そのためには一定の気温が必要です。寒い冬の間、予防しなくてもよい期間があるのは、このためです。
 
蚊がいるからといって、必ずしも予防する必要はありません。
15年間の地域の平均気温を調べた結果、当院は5月末から11月末までを予防期間として推奨しています。

なぜ毎月予防薬を飲ませなくてはいけないのですか?
ミクロフィラリアが体内に入ってから心臓や肺の血管に移動する準備が整うまでに約『2ヶ月』かかります。体内移動を開始するまでフィラリア虫が成長してしまうと予防薬では駆虫することはできません
 
どんなタイミングで感染しても、確実に体内移動を開始する前に体内のフィラリア虫を確実に全滅させる為に、1ヶ月に1度というタイミングが定められています。予防薬とは言っているのですが、実はミクロフィラリアに感染していると想定して、毎月「駆虫」してフィラリア症になるのを予防しているのです。

なぜ毎年検査が必要なのですか?
万が一、投薬ミス(ごくまれにですが、飼い主様の見ていないところで吐き出す、下痢による吸収不良など)や投薬忘れなどでフィラリア感染していた場合、血液中に大量のミクロフィラリアが産まれてしまう可能性があります。誤って予防薬を飲んでしまうと大量のミクロフィラリアが一気に死滅します。その結果、急激な異物が血管内に産生されるため、犬の体内で激しいアレルギー反応が起こることがあり、最悪の場合は死亡してしまいます。
 
当院では万が一の可能性を考慮して、毎年きちんと予防されている方でも簡易検査だけはさせて頂いております。
また、適切な予防を実施されていない方は必ずフィラリア抗原検査を予防開始前に実施させていただきます。前年の予防薬が残っていても、検査が終わってから与えるようにして下さい。
ノミ・マダニ予防
ノミやダニは、気温が下がると活動性が低下するので、従来は春から秋にかけての予防が主流でした。しかし、住宅の気密性が向上したことに伴い、冬でも家の中が暖かいので、畳の隙間やカーペットの裏にノミが発生してしまうことがみられるようになりました。このような状況から、飼い主様の環境によってはノミ・マダニの通年予防を推奨します。
 
ノミ・マダニはワンちゃんやネコちゃんだけではなく、時として人間に対しても病害を及ぼす可能性があります。一口に予防といっても、ペットの飼育環境により予防方法が異なります。したがって、飼い主様の生活環境を考慮して予防することが望ましいと考えられます。また、予防方法を迷われている患者様に対してはいつでも相談を受け付けております。御不明な点等は当院までお問い合わせください。
 
病気を正しく知って、感染症から身を守るために、適切な予防と行動をすることが大切です。

ノミ・マダニに刺されるとどんな症状が出るのですか?
第一に痒みや痛みの症状が現れます。マダニは吸血量が多い為、大量に寄生してしまうと貧血症状が現れます。また、吸血と同時に、アレルゲンを分泌しますので、アレルギー性の皮膚炎になり、強烈な痒みが引き起こされてしまいます。
また、リケッチアや細菌などの病原体を保有するダニなどに刺されることにより下記のような感染症を起こします。
バベシア症 / バベシア原虫
貧血、発熱、黄疸、元気消失など。症状が重い場合は急死することも
日本紅斑熱 / リケッチア
やっかいな事に、無症状のケースが多いです。
マダニに感染しているようであれば可能性はゼロではありません。
ライム病 / ボレリア菌
発熱や食欲不振、全身性痙攣、関節炎など
Q熱 / コクシエラ菌
不顕性感染(軽い発熱や流産・不妊症などが見られる程度)
エールリヒア症 / リケッチア
急性の場合は発熱、鼻汁、流涙、食欲不振、元気消失、貧血など

マダニに刺されると人間も危険なのですか?
人間もリケッチアや細菌などの病原体を保有するダニなどに刺されることにより感染症を起こします。2011年に初めて特定された、新しいウイルス(SFTSウイルス)を保有する「マダニ」に刺されることによって引き起こされる、重症熱性血小板減少症候群 (SFTS)は特に重大な感染症です。西日本を中心として報告があり、ダニに刺されてから6日~2週間程度で、原因不明の発熱、消化器症状などが起こります。時に重症化し、死亡することもあります。
基本情報(2016年4月27日現在





報告数 129 46 175
性別 59 22 81
70 24 94
年齢 中央値 71歳 81歳 74歳

20代
2 0 2
30代 4 0 4
40代 3 0 3
50代 9 2 11
60代 39 7 46
70代 37 12 49
80代 32 22 54
90代~ 3 3 6
注) 死亡は感染症発生動向調査の届出時点の情報であり、経過中の死亡は報告されていない可能性がある
国立感染症研究所ホームページ参照
いずれも、すべてのマダニが病原体を持っているわけではありませんが、人間もペットもマダニ等に刺されないための注意が必要です。
歯みがき
ワンちゃんの歯のトラブルはとても多く、そのほとんどが歯周病です。
歯周病の予防に重要な自宅での歯みがきのコツを教えます。
 
家で歯みがきをしましょう!と言われても、いざやろうとしたら嫌がってしまって実際には出来ないことが多いです。
まず何より大事なのはワンちゃんに歯みがきに慣れてもらうことです。最初に無理して磨こうとすると嫌なイメージがついてしまい、その後は断固拒否になってしまうことも多いので気をつけましょう。
おいしい歯みがきペーストを指につけ、舐めさせながら少しずつ口周りを触る
口周りを触ることに良いイメージをつけましょう。逆の手で頭を撫でながらやると安定します。
良いイメージがついたら指を口に入れて歯を触ってみる
最初は手前だけ、慣れたら奥まで、嫌がるようなら無理せず少しずつやりましょう。
あまり嫌がらなければ指で歯を磨いてみる
最初は短時間、慣れたら少しずつ長くしていきましょう。
指にガーゼを巻いて磨いてみる
ガーゼは間違えて飲み込まれてしまわないように注意しましょう。
歯ブラシに挑戦
歯みがきで除去できるのは歯垢の段階までですので歯みがきはできれば毎日がおすすめです。特に歯と歯肉の境界部分を意識して磨いてあげて下さい。少し難しいですが、歯の裏側も磨けると理想的です。

歯みがきに慣れるには嫌がらないようにゆっくりステップアップするのが重要です。ワンちゃんが許容できる範囲で続けながら少しずつ慣れさせていきましょう。それでも、どうしても歯みがきさせてくれない場合ももちろんあります。そういう時は、歯石予防のガムやサプリメントなどもあります。無理してワンちゃんとの関係が悪化し、咬まれてしまわないよう、難しかったら遠慮なくご相談ください。
麻酔下でのスケーリング(歯石除去)&ポリッシング(磨き)
歯石が付いてしまうと、もう歯みがきでは除去できなくなってしまいます。ある程度の歯石が付いてきたら歯周病の進行を防ぐために麻酔下のスケーリングで歯石を除去し、ポリッシングで歯の表面を滑らかにてあげると良いでしょう。但し、歯石除去後は以前の歯と比較して表面がザラザラになり、歯垢も付きやすくなってしまいます。その後はまた自宅で歯みがきをして歯石が付かないようにケアしてあげましょう。
地域猫ちゃんの不妊手術
近所に地域ネコちゃんがいるから不妊手術をしてほしいという相談が数多く寄せられます。しかし、地域ネコちゃんは必ずしも飼い主様がいないとは限りません(例えば家に自由に出入りできるネコちゃん)。手術をするということは全身麻酔をかけることであり、残念ながら100%安全とは言い切れません。
安易に手術をすることで、本当の飼い主様とトラブルになることを避けるように当院では西宮市の「所有者のいない猫不妊手術助成金交付制度」を利用していただいた方のみ不妊手術を実施しております。
詳しくはこちらのサイトをご確認ください
お問合せTEL 0798-55-9822
メール: uegahara-ah@bcc.bai.ne.jp
うえがはら動物病院(
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